「初めての注文でしたので、皆様のレビューを参考にさせて頂きました。安心して注文をすることが出来ました」
「チラシのお客様の声を見て、電話しました」
こんなレビューやお客様の声が多いお店は、売上も好調です。
お客様からネットに書き込まれたレビューやチラシに載っていたお客様の声は、新規客のお店に対する信頼感をアップさせます。
その結果、売上が伸びていきます。
いわゆるネットや紙媒体を通じた口コミです。
とは言っても、お金を出せばできる広告と違い、お金でいいレビューやお客様の声をもらうことはできません。
(一部には有料で、レビューなどを書きこんでいる人たちもいるようですが、賢いお客様はウソのレビューを見事に見破っています)
では、いいレビューやお客様の声を書いてもらう方法はないのでしょうか?
絶対ではありませんが、いいレビューなどを書いてもらうための方法はあります。
口コミは、ギャップがあって、その理由がわかっているときに起こりやすくなります。
ギャップがあるとは、「え?なんでこんなに美味しいの」など、自分が想像していた以上の味だったり、期待以上のことがあるときには誰かに言いたくなるものです。
そして、そのギャップの理由がわかれば、さらに伝えやすくなります。
これらを上手く利用すると、口コミであるレビューやお客様の声が集まりやすくなります。
具体的には
1.美味しいこと。
味が美味しいことや、見た目が美しいことなどが、大前提です。
美味しくなければ、口コミは発生しません。
逆に想像以下である場合や、容器から液漏れがしていた場合は、悪い口コミが書き込まれます。
2.美味しさの理由がわかること。
ただ美味しいだけであるよりも、美味しさの理由がわかった方が伝わりやすくなります。
例えば、「ソースは、タマネギをたくさん使ったフランス料理の隠し味として使っていたものです」とHPやリーフレットなどに書いておきます。
するとレビューには、
「ハンバーグが他では味わえないソースでとても美味しいです」と書かれています。
3.お客様とコミュニケーションをとっていること。
出前・宅配・デリバリーの場合は、お客様と接する時間はほとんどありません。
ネット注文で宅配代行サービスを使っていれば「0」です。
だから、デリバリーこそ、お店の情報を伝えることで、お客様の親近感をもってもらうようにする必要があります。
ニュースレターを定期的に発行している顧問先の店では、
「季節のコラムが楽しくて定期的に頼んでいます。味も美味しいです。」
と味も評価されますが、季節のコラム(ニュースレター)があるからこその書き込みになっています。
4.期待以上であること。
味以外でもお客様の期待を超えることが評価されます。
ボリュームについてもレビューを多くいただいています。
「ボリュームが凄いです。美味しい、温かい、お届けも早く嬉しかったです。」
ほかにも、雨の日などの配達のときにも口コミは多くなります。
「雨の中、配達していただきましたが、配達員の方がものすごく感じ良く、また利用したくなりました。
ありがとうございました!」
5.お客様の声を聞く
アンケートなどでお客様の声を聞いている顧問先は、よいレビューが多くなっています。
お客様が自分の声を聞いてくれることで、お店との距離感が近くなり、いいレビューを書いてくれるようになります。
もう1つの効果として、よいレビューや感想をお客様が書くことで、よい感想が強化され、お客様がファンになってくれる効果も望めるのです。
よい口コミ、よいレビューを増やして、お店の売上を伸ばして行きましょう。