Vol.1 出前・宅配市場は今後も伸びる!

経費を削るのは、無意識的にできる。 売上を上げるのは意識的に仕掛ける必要がある。

 

「『景気がよくない』って、私も、昔はそんな言い訳していました。でも、景気が悪いと言ったって売れている店はたくさんあるんです。
言い訳しても売上は上がらないんだけれども、景気のせいにしてしまえば、自分の気持ちが何となく楽になるんです。

今は「宅配」という事業でやるべきことがあって、そんなこと言っていられないですからね。結果がではじめるとやる気になりますし・・・」

コンサルティングが終わったあとの会話で、社長がほほえみながらつぶやいた言葉です。

売上が悪いと景気や天気、競合店など、他者を悪者に仕立てれば言い訳は出来ますが、売上は下がってくばかりです。

それをいつも聞いている従業員やスタッフも、社長と同じような思考と発想が染みこんで、
「売れなくても仕方ない。○○が悪かったから」といつの間にか売れない言い訳の名手になり、売れなくても当たり前の組織風土になってしまいます。

売上が上がらないと、最初にやるのが経費や原価のカットです。
売れないけれど利益は欲しい。利益が欲しいから、原価率を下げる。
原価率を下げると商品の魅力は下がる。
商品に魅力がなくなれば、お客様は離れていく。
お客様が離れていけば、さらに売上が下がる。

負の連鎖が発生します。

利益は売上があってこそ出るのです。原価率や経費をいくら抑えたところで、高が知れています。

なぜ、経営者が原価や経費削減に走るかといえば、簡単にできるからです。
売上が伸びなければ、経費や原価を削れれば、手っ取り早くお金を残すことができます。
それも経営者の指示1つで、社内だけで、すぐにできるからです。

ところが、売上を上げるためには、意識的に仕掛けて、お客様に財布の紐を開いてもらわなければなりません。

しかし、売上が伸ばすのにはどうするのか、その方法がわからないから行動できないこともあります。

また、売上を上げたいと必死に考えているときに限って、考えが堂々巡りをしてしまうこともあります。

少し前のマクドナルドもそうでした。
「カウンターからメニューをなくせば短時間でサーブできるから売上が伸びる」
「60秒以内にサーブできなかったら、サービス券進呈」

どれも、会社の一方的な押しつけで、お客様の方を見ていません。これは、経営者の指示1つで、社内だけでできる経費カットの発想と同じです。

売上を伸ばしていくには、お客様にとってメリットが必要です。

高齢化が進み、女性の社会進出などによって、家事をする時間が少なくなったことも手伝って、自宅まで届けてくれる「出前・宅配」サービスは、お客様にも大きなメリットがあります。

そして、これからも伸びていく市場です。
詳しくはこちらのグラフをご覧ください

外食はマーケットが縮小しているのに、食品宅配市場は今後も伸び続けます。

売上を伸ばすなら、伸びている市場で仕掛けていくのは正しい戦略です。

「出前・宅配」は、現在ある会社やお店の強みを活かせるので、リスクが少なく、安全確実に売上を伸ばす経営戦略です。

しかし、あまりにも簡単に「出前・宅配」への参入をすると思わぬやけどをすることもあります。

伸びる市場をライバルが放っておくわけがありません。

正しい方法と正しい手順を踏んで「出前・宅配のしくみ」を導入すれば、ライバルに勝って、売上を伸ばしていくことができます。

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