ウーバーイーツの割引券がポスティングされていました。
初回注文客限定ですが、1回だけでなく、既に4回以上は入って来ています。
ウーバーイーツといえばネットだと思われていますが、紙媒体も使っています。
出前館はTVCMやネット広告を使って頻繁に販売促進を行っていますが、チラシのポスティングもしていました。
マクドナルドの宅配用チラシも9月10月と2ヶ月連続でポスティングされています。
ウーバーイーツの注文の何割かはマクドナルドからと言われるほど、ネット経由のデリバリーに強みがあってもチラシを使っているのです。
インターネットでの販促が増えており、チラシの新聞折込やポスティングの量は以前に比べれば確かに減っています。
しかし、売れている店はネットの販売促進だけには頼ってはいません。
それぞれの媒体の特徴を生かして販売促進を行っています。
インターネットのアンケートを見ても、お客様がデリバリーを使ったキッカケは、ネットとチラシが半々になっています。
インターネットはお客様が能動的に宅配商品や店の情報を得ようとしなければ手に入りません。
チラシのポスティングは、手に取った段階でお客様に情報は届きます。いわゆる出会い頭というやつです。
ついさっきまで関心がなかったのにチラシを見て、店や宅配商品に興味を持つことはあります。
チラシを保存しておいていただけることもあり、そこから注文に繋がることも顧問先では多々あります。
もちろん、お客様にその気がなければ、チラシはそのままゴミ箱に直行してしまいますが・・・
いずれの媒体についても販売促進で大切なのは、お客様が関心があるときに実施することです。
年末年始は、需要の高まるときであり、お客様の関心も高まります。
このときに集中的に販売促進を仕掛けて、売上を伸ばすことがとても重要なのです。チラシの出会い頭も増えていきます。
いままで関心がなかったお客様、店を知らなかったお客様に興味を持ってもらい、注文を獲得する絶好のチャンスが年末年始です。
年末年始は、店の知名度を上げて、新規客を集客するには最も適していますから、最大限に活用しなければなりません。
販売促進を集中させて量的に増やすことは大切です。
もう1つは、商品を魅力的に見せるための販促ツールを作成することがさらに重要になってきます。
これはネットでも紙媒体でも変わりません。
お客様が思わず注文したくなるような写真とコピー、売りたい商品に注文を集中させてオペレーションを効率化させるレイアウトなどが売上を大きく左右します。
そして、年末年始に売上を伸ばすと総客数が増えるために、その後の売上も伸びていきます。
年末年始商戦の成功の鍵の1つは、販売促進が握っているのです。