仕事に追われていると、つい余裕がなくなってしまいます。
そんなときに部下に指示した仕事ができていないと、「まだできていないのか?」「指示と違うじゃないか!」など、ダメ出しをしてしまいます。
上司の若かりし頃の指導は、できていないところを指摘して、叱られながら育った方も多いと思います。
私が若いころもそうでしたが、今ならパワハラになりそうなことが平気で行われていました。
若いころ、叱られたのをバネに頑張ってから成長した、そんな思いがあれば部下に対しても同じような指導教育をしがちになります。
しかし、叱る上司も決して気分のいいものではありません。
部下は自分自身が悪いと思っていても、カチンときます。
結果、上司と部下の関係性も悪くなってしまい、職場の雰囲気は悪くなっていきます。
さらに、悪いことに部下は、失敗したくない、叱られたくないと考え、上司の指示したこと以外はやらなくなってしまいます。
やらされ感が強いと、仕事に対してのやる気も低下してしまい、活気のない職場になりかねません。
当然このような組織では業績は伸びていきません。
では、どんな職場であれば、社員のやる気が出で、業績も伸びるようになるのでしょうか?
Googleでも生産性を高めるにはどんな組織がよいかの検証をしました。
その結果「生産性を高めるには心理的に安心な職場」が必要だという調査結果が出ました。
それは、否定されない、無視されない、頭ごなしに叱られないことであり「他者への気遣い、配慮や共感」といった要素が重要なのです。
この会社にいてもいいと思える職場だから、不安なく安心して仕事ができるようになります。
仕事ですから、居心地がいいだけではなく業績を上げる必要があります。
それには、社員が会社に貢献している、この会社から必要とされているという自己有用感も必要です。
そうはいっても、安心安全な職場は簡単にはできないでしょう?
と聞かれることがあります。
でも大丈夫です。
簡単なワークショップをやるだけで、安心安全な職場づくりはできていきます。
このワークショップのコンセプトは、他人の欠点やできていないことに視線を向けるのではなく、できたこと、よいところを認めることです。
具体的にはワークショップではこんなことを行います。
少人数のグループに分かれて
「仕事をしてきた中で、やりがいや充実感があった仕事はどんなことですか?」を1人に話してもらいます。
その話を聞いた他の人は、その仕事について質問した後、前向きな感想を伝えます。
これを全員が一通り行います。
たったこれだけのことですが、このワークが終わった後の感想を聞いてみると
「短時間なのに、自分のことを評価してもらえた」
「いままでこんなことを言われたことがない」と自分が行った仕事を認められ、会社に貢献していることが実感できます。
すると、他の社員への接し方がよい方向に変わり、仕事に対するやる気もでて、イキイキと仕事ができるようになるのです。
そして、企業文化もどんどんとよくなっていきます。
ワークショップに参加した方々は、
・ダメなところではなく、できているところに注目したら、前向きな意見が出るようになった。
・ワークショップ自体が楽しく、あっという間に時間が過ぎ、やる気も出てきた。
・「最近、店長変わりましたね」とスタッフに笑顔で言われた。
・店のアルバイトの離職率が減った。
このような感想を寄せてくれました。
でも、言葉で説明をしても納得できないかもしれません。
なにより体験をして、頭だけでなく感覚としても肚落ちすることが大切です。
そこで、1時間お試しワークショップを体験していただくことにしました。
まずは、このワークショップの素晴らしさを体験してください。
誰もが知っている大手電機メーカーやチェーン店でも実施されているワークショップです。
ご興味のある方は、下のURLをご覧ください。
https://dtbc.jp/safe-and-secure-workplace/