本当の目的は何ですか?

いよいよ年間でも最も大切な年末年始商戦がはじまりました。

年末年始商戦がなぜ大切かと言えば、この商戦期で売上を伸ばすことで総客数が増えるからです。

総客数が増えると、商戦期が終わった後の売上も底上げできるようになります。

そして、年末年始商戦に売上を伸ばすための武器になるのが販売促進ツールです。

チラシ、出前館、FacebookやInstagramなどのSNS、ホームページ、その他様々なツールがあり、販促ツール1つで売上は大きく変わってきます。

出前館おいても、掲載する写真と商品のコピーや店舗コメントを修正するだけで、売上は1.4倍以上になりました。
チラシを変えるだけでも、売上は1.5倍以上の差が出ます。

出前館の写真やコピーはすぐに変えられますし、これらの変更は無料です。
出前館に比べて、コストも掛かり、売上への影響も大きいのがチラシです。
12月の週末になると新聞には大量のチラシが折り込まれてきます。

以前に比べれば、ネット印刷が出現して、印刷コストは下がりました。
しかし、大切になってくるのは、印刷コストではなく、いかに売れるチラシを作るかという制作コストです。

チラシを制作するには売れるようにデザインをする必要があります。このデザインが制作コストです。

印刷コストが下がったので、制作コストも安く済まそうと自社・自店で作成しているケースもあります。
それ自体は悪いことではありません。

ところが、自店で制作している場合は、売上の足を引っ張るチラシを作っていることが殆どです。

何が売りたいのかわからない、必要な情報が伝わっていないなど、お客様が手に取って見てくれるチラシになっていません。

自分たちがわかっていることはお客様もわかっているという思い込みで作っているチラシ、
単に商品と価格が羅列してあるだけのチラシ、
とんでもない色を作っているチラシ、
どれもコスト優先で、お客様の立場で制作されていません。
これでは、売れる訳がありません。

せっかく印刷コストを下げたとしても、効果のないチラシをまくのは無駄捲きです。
これこそコストの無駄使いになってしまっています。

ぜひ考えていただきたいことがあります。
年末年始商戦の目的はなんでしょうか?

コストを下げることですか?
売上を伸ばすことですか?

目的を明確にすれば、自ずと結論は出てきます。

是非、年末年始商戦で最高の結果を残してください。

 

 

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