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4月5月は来店の売上減少分をカバーするために、ウーバーイーツや出前館などの宅配代行を利用して宅配をはじめる店が増えました。
中小、個人はもちろんのこと、大手チェーンも次々に市場に参入してきています。
大手は知名度があるのでそれだけ有利です。
ただ、出前館をのぞいてみると「宅配代行で手数料を取られたとしても、その価格設定はは高すぎるだろう」と思う店もあります。
店の販売価格の1.5倍になっていて、さらに配達料が上乗せされると相当割高に感じます。
吉野家さんの牛丼(並)は店では380円です。
ウーバーイーツでは同じ商品が570円になっています。
もともと単価の安い商品の1.5倍であれば、割高感を和らげることができます。
中小のお店の牛丼が570円なら、それほど高いとは思わないでしょう。
ところが、1500円の商品が1.5倍になれば、2250円になってしまい、かなり割高に感じます。
果たして売れているか出前館の配達時間の確認を土日のピークタイムにしてみました。
同業の商品を扱っている店は、軒並み80分~120分と混み合っています。
価格を1.5倍にした店の配達時間はピーク前が50分だったものが、ピークで時でも58分と少し伸びただけでした。
お客様は正直です。
高いなと思った注文はしません。
しかし、価格が高いから売れない訳ではありません。
価格以上に商品に価値があれば売れます。
ご支援先でも高価格帯の商品が売れており、お客様からも高評価をいただいています。
売れないのは、商品価値より価格の方が高い場合です。
宅配の場合は、宅配料がかかりますから、多少価格が高くなるのをお客様は覚悟しています。
それを超えた価格設定では、競争が激しくなっている宅配市場では、売れません。
お客様の目が厳しくなっているのも確かです。
店自体の知名度があれば、お客様は一度は注文してくれる可能性はあります。
しかし、食べたときに価格にくらべ商品価値が低いとお客様が判断をしたら2度目の注文はありません。
出前・宅配・デリバリーは、限られた商圏内での商売です。
リピーターを増やす、注文回数を増やすことで経営は安定をします。
そのためにも、適正な価格にすることが必要です。
宅配での1つの基準は
店舗での商品価格に自店でデリバリーをした際のデリバリーコストを上乗せした価格設定にすることだと考えています。
宅配は店で食べるよりも割高になるのは、お客様はわかっています。
その上で、お客様が納得する価格を設定することが、売上を伸ばし、リピーターを増やします。
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