TV出演で再認識した売上UP対策

フジテレビ「ノンストップ!」にコメンテーターとして人生初のTV生出演をしました。テーマは「デリバリー」です。

宅配の二本柱であるピザと寿司についての特集で、共に店舗数が最も多い「ピザーラ」と「銀のさら」を取り上げています。

生放送と言っても台本通りに進んでいきますが、その台本も放送直前まで修正が入ります。

前日までは「ピザーラ」はピザのみを放送する予定でしたが、同じ店舗で宅配をしている「ビバ・パエリア」も急遽放送されることになり、「銀のさら」も同じ店舗で宅配している「釜寅」についても放送予定でした。

番組では、同じ店舗で二つの業態を扱うことを「ツーインワン」と呼んでおり、「ピザーラ」が「ビバ・パエリア」を併設するメリットについてコメントを求められました。

生放送で緊張していたこともあって、全くの台本通りではなかったのですが、「店舗・人材・設備を共有できるので効率化がはかれ、違う商品を同時にお届けできるので、パーティーには便利」と答えました。

「ノンストップ!」は朝の番組で、主な視聴者は主婦層ですから、宅配を注文するお客様目線でのコメントです。

経営者の視線であれば、全く違うコメントになります。

それは、「ツーインワン」はお客様よりも、店舗の方がはるかにメリットが大きいからであり、

「ツーインワン」または「スリーインワン」は、今後、宅配・デリバリー専門店が、売上・利益を伸ばしていくために、非常に重要な経営戦略の一つだからです。

従来であれば、ピザ、寿司だけの単一業態でも充分に売上・利益が出せました。
しかし、現在では、宅配される商品や店舗が増えてきているために競争が激化してきており、特に都心部はその傾向が強くなっています。

さらに、採用難と人件費の高騰が重なって、スタッフを有効に活用するためにも、「ツーインワン」を導入することは大きなメリットがあるのです。

業態を増やせば、客層も広くなり、注文数を増え、売上も上がります。

人件費についても、単一業態のときには、デリバリースタッフ1人が1時間に1回の配達だったのが、「ツーインワン」にすることで1時間に2回、3回とデリバリーに行くことができ、デリバリーコストが低くなるため、人材の効率化が図れ、利益が出る態勢が出来上がります。

「ツーインワン」は単に業態や商品群を増やせばよいという訳ではありませんから、そこにはしっかりとした戦略が必要になることは言うまでもありません。

 

イートインだけの店が出前・宅配を始めるまたは本格導入することも、「ツーインワン」と同じ考え方です。

来店客に加えて、出前・宅配を始めれば、新たな客層が獲得できるために、売上は上がります。これは、同じ商品を宅配したとしても、新しい販路を開拓したことと同じになるからです。

そして、店舗も、設備も、商品も共有できるために、売れれば売れるほど、利益も伸びていくのです。

デリバリーコストは掛かってきますが、売上によっては土日に数名アルバイトがいれば充分に対応できます。

実際に、イートインのお店が出前・宅配を加えたことで伸びた売上高に対して営業利益率が40%という高い数値を出しているケースもあります。
(詳しくは出前・宅配・デリバリーで売上げ・利益を伸ばす法」《同文舘出版》をご覧下さい)

中には、宅配を始めるに当たって、メニュー構成を一新したことで原価率まで下がって、万々歳の店もあるくらいです。

高齢化、女性の社会進出、一人暮らしの増加で、ますます需要が伸びていく出前・宅配を「ツーインワン」の発想で始めてみませんか?

 

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