Vol.9 科学的経営で売上がアップする出前・宅配。

第9回科学的経営

「チラシをまいても、売上が上がらないんですが・・・」という相談を受けることが多々あります。

チラシの内容を変えて売上が上がることもあれば、商品や価格の見直しをしなければならないこともあります。

そのお店や地域性によって違いますが、単にチラシをまくだけで売上が上がったのは一昔前のことです

宅配ピザは1985年にドミノピザが恵比寿に開店し、宅配寿司もこの頃から増え、宅配がブームだった1990年代はチラシをポスティングすれば電話が鳴りやみませんでした。

「誰だ、今日ポスティングしたのは?今日は人が少ないからまくなと言っただろう!」というくらいポスティングすればすぐに注文がありました。

当時は、出前・宅配といえば、ピザと寿司が二強。共にFCでの出店が多く、本部・加盟店も儲かって、笑いがとならない時代でした。

しかし、いつまでも我が世の春は続きません。
出前・宅配の出店が相次ぎ、競争が激しくなると同時に、ブームが去って淘汰が始まりました。出前・宅配は定着したものの、オーバーストアになってしまったことは否めません。

店が乱立するとチラシをポスティングするだけで売れた時代は終わりました。
しかし、以前の成功体験がありますから、逆に成功体験が足を引っ張り、変わることが出来ないことも多いのです

 

出前・宅配は1990年代が大きなブームでしたが、日本の出前の歴史は古く明治時代からあったようです。
そのころの出前といえば寿司です。当時は寿司屋の売上の7割前後が出前だったそうです。

近所の顔見知りのお客様が夜なべの仕事で忙しいから、寿司の出前を取る。
お祝い事があるから出前をとる、といったように地域の中に出前は根付いていました。

当時は、チラシをポスティングするわけではなく、地域コミュニティーの中だけでの商売でした。
それが、時を超えて平成の御代に、出前・宅配の便利さが再認識され、形を変えて戻ってきました。

明治と平成では、同じ出前・宅配でも、経営手法は変わっていて当然です。
販促の方法一つとってみてもネットの発達など経営環境は大きく変わっています。

社会的インフラがものすごいスピードで進化している現代において、1990年代の経営と2015年の経営手法は変わっても何の不思議もありません。

高齢化が進み、女性の社会進出が増えて、これからは1990年代のブームとは違った出前・宅配の時代がやってきます。

ピザや寿司だけでなく、天ぷらに、カレーに、トンカツ、宅食など様々な食の宅配も増えてきました。

家事時間の短縮、自宅まで届けてもらえるサービスは、これからもニースは高まります。

出前・宅配は、古くから日本人に親しみのある商売です。
いかし、旧態依然の経営手法のままでは、じり貧になってしまいます。

チラシをポスティングするにしても、データを活かせば、エリア特性も、顧客特性も見えてきます。
それらのデータを使って、攻めの経営をすれば売上・利益は計画的に上げることが可能です。

データを活用した科学的経営手法を取り入れて行けば、出前・宅配はこれからも充分に売上・利益を上げていくことができます。
もちろん、その前には「出前・宅配のしくみ」を作り上げておくことが絶対条件です。

 

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