宝の持ち腐れになっていませんか?

第78回宝物

「出前・宅配のメリットはなんでしょうか?」と聞かれれば真っ先に「注文と同時にデータが手にはいること」と申し上げています。

来店型の店では、顧客名簿を収集するために割引券や無料券を付けたりして様々な努力をしていますが、それでも100%データが手にはいることはありません。

ところが、出前・宅配では、お客様の注文が入ったと同時に、住所、氏名、電話番号、注文商品がわかります。

これらのデータは手集計やエクセルなどの表計算ソフトでも集計・加工はできますが、手間暇が掛かってしまいます。

出前・宅配の売上額が一定以上になれば、宅配用のパソコンを導入して、欲しいデータがすぐに取り出せるようにした方が効率的です。

ところが、宅配用のパソコンを導入しても、注文受付時の伝票発行だけで終わっては、パソコンの機能のほんの1部しか使っていないことになってしまいます。

最も重要なのは事務作業の効率化ではなく、データを活用することです。

たとえデータを見ていたとしても、そこでお仕舞いになってしまっては、残念ながら宝の持ち腐れになっていると言わざるを得ません。

なぜなら、データを分析すれば今後の営業活動に大いに活用でき、業績を上げることが出来るからです。

新商品を開発するときには、商品別売上データから売れる商品のヒントがわかります。

既存客対策をするのであれば、注文履歴も判りますし、R(最新注文日)・F(注文回数)・M(注文金額)クロス分析の結果から反応率の高いアプローチをすることも可能です。

販売促進を効率的にするのであれば、エリア分析をしてエリア毎の販売促進量を調整すれば、経費を下げながら売上を伸ばして行くことができます。

データ分析は地道な業務ですが、これをコツコツと続けている店が売上と利益を確保し続けているのです。

しかし、データはあくまでも結果あり、未来のことは判らないとおっしゃる方もいます。この考え方にも一理はありますが、データではなく「感や感性」だけに頼っていい結果には再現性がありません。

たまたま結果が良かったに過ぎず、次も上手くいく裏付けは何もないからです。

データに基づいた考えには根拠があり、上手くいけばその考え方には汎用性があります。例え上手くいかなかった場合でもその理由が明確になって、次に活用できます。

出前・宅配はデータが手にはいる業態です。そのデータを使いこなしてこそ科学的経営ができ、効率のいい経営ができます。

あなたの店では、データが宝の持ち腐れになっていませんか?
それとも、データを活用して、業績を伸ばしていますか?

 

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