片手間では、売れない。本気なら、売上は上がる。

レストラン外観

「出前って、こんなに売れるんですね。ビックリしました」と語ったのはある飲食店に入社した調理師さんでした。それを社長がニコニコしてうなずいています。

「『入社する前に、うちは出前をやってるから忙しいよ』と言っておいたんですが、話を聞くのと、経験してみるのとは違うんでしょうね」と社長はうれしそうに言っていました。

このお店、以前から出前や宅配が売れていたわけではありません。
出前の売上は、店の売上のプラスα程度でしかありませんでした。
自前で文字だけのお品書きを作って配布していただけでしたから、当たり前といえば当たり前ですが・・・。

ところが、外食産業の市場規模と比例するように、この店の売上も右肩下がりになっていきました。

「美味しければ売れる」をモットーに経営をしてきたので、売上を上げるには「もっと美味しいものを出せばいい」と考えて、メニューを見直してました。

しかし、売上は上向きにはなりません。ただ原価率が上がり、利益を圧迫しただけに終わりました。

どうしたら売上が上がるのか悩んでいた社長は、売上が好調だったときのことを思い返していました。

「店も忙しかったけれども、出前も多かった。このあたりは出前をやっているところが少ないので、もう一度出前に力を入れてみよう」と考えて「出前力・宅配力」をお読みいただきました。その後、コンサルティングの依頼がありました。

コンサルティングでは、お店の現状分析をして、強みを再整理してから、出前用のメニューを社長に考えていただきました。

コンサルティングですから正しいノウハウ(出前で売れるメニュー作成の方法等)を提供するのは当然ですが、私どもからメニューの押しつけは一切しませんでした。

方向性を決めたあとは、社長に具体的なメニューを考えていただき、それに対してアドバイスをしていく形で進めました。

私どもからの一方的な提案だけでは、その店の良さはメニューに100%反映できません。それでは、借り物のメニューになってしまいます。

社長が一生懸命考えに考え抜いて決めたメニューだからこそ、その店のオリジナルができます。


また、自分たちで作ったメニューだから、一生懸命に売ろうと強い気持ちが起きるのです。

「あの時は必死でした。体重も5Kg痩せましたからね。でも、あの時に頑張ったから今の売上があるんです」と清々しいお顔で社長はおっしゃってくださいました。

出前を片手間でやっていたときは、すべてが中途半端でした。
お品書きの内容も、ポスティングも、やりきれていません。

お客様が食事をする時間は、店も出前・宅配も同じ時間帯です。
たまたま、店が忙しい時間帯に出前の注文が入ると、出前の注文は後回しになってしまい、配達時間が掛かりすぎてしまい、結局は注文が減っていきます。

ところが出前を本気で取り組むと、考え方の違いが行動にそのまま反映され、売上も上がっていきます。

文字だけだったお品書きは、売りたい商品が明確にわかるカラーメニューに変わり、販促も計画的に実行するようになりました。
配達も時間に正確に届けられるような、製造と配達のオペレーションが出来上がって行きます。

出前・宅配を片手間でやっても、うま味はありません。
出前・宅配を本気で取り組めば、大きな収益の柱になりえるのです。

それに気付いていないお店が多いのも事実です。

ほんとうにもったいないことです。

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