効果的な質問が売上を伸ばすわけとは?

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「今すぐ売上をあげたい!」と望まれる社長様もいます。
そんなご要望があれば、出前・宅配で売れるしくみづくりが完成する前であっても、売上アップにつながる手は打っていきます。

何年も経営を続けてきている会社や店には、売上を作ってきた実績があるわけですから、そこには必ず売れた理由が存在します。

社長や幹部と話して、質問をしているだけで、様々な方法があることがわかってくることがあります。
それも、こちらから提案をしているわけではなく、クライアントである社長や幹部に気付いていただけるのです。

いままで何年も気付かなかったことが、なぜ質問をするだけで経営幹部に気付いていただけるのでしょうか?

これはまさしく「ゆでがえる理論」の通りです。
煮えた鍋にカエルを入れると逃げてしまいますが、水が入った鍋にカエルを入れて火にかけると、自分が茹でられていることに気づかず「ゆでがえる」になってしまうという話です。

世の中や市場は変化しているのに、業績が良かったころの会社や店の状態を継続してしまうと、それが当たり前になってしまい、自分ではなぜそうなっているのかが気付きません。

しかし、そこに「冷たい水」の効果のある客観的な質問を投げかけていくと、いままでの状態が異常であったことに気付き、「ゆでがえる」の状態から脱することが出来るからです。

気付きさえあれば、元来有能な経営幹部ですから、売上をアップさせる方法はすぐに思い浮かびます。

たとえば、既に出前・宅配を始めていれば、既存のお客様の名簿が手元にあるはずです。その名簿を活用するだけで売上アップは出来ます。

事実、コンサルティングの途中で、既存の顧客にアプローチをして、売上を伸ばした会社や店は数多くあります。

もちろん、新たに作り上げている「出前・宅配のしくみづくり」に相反しないものであることが条件です。

店と出前・宅配を併設している店では、店頭の看板や店のメニューブックを少し変えるだけでも売上は上がりました。

内部にどっぷりつかってしまうとわからなくなってしまいますが、売上データを分析すれば、一目瞭然で改善すべきことに気が付きます。

そして、クライアント自身で考えた対策を実行して効果が上がれば、大きな自信になります。

それが、「なるほど、こうすれが売れるんだ」という確信に変わり、出前・宅配のしくみづくりを大きく前進させる原動力になります。

売上・利益を上げていくためには、現状維持だけでは厳しい状況です。
今後、日本の人口は減少し、社会保険料は上がり、2019年には消費税が10%になりますから、市場環境の好転は見込めません。

そんな状況でも、売上と利益を伸ばしていくためには、新しいことへのチャレンジは必須です。

リスクが少なく、低投資で始められる「出前・宅配」は、これからの高齢化、女性の社会進出、一人暮らしの増加などで、まだまだ伸びる市場です。

そのためにも、いち早く市場に参入して、シェアを獲得していくことが成功への近道です。

 

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