宅配の歴史から考える、これからの宅配市場

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ゴーストレストラン、バーチャルレストランがやたら増えてきています。

本当に儲かるんでしょうか?
出前・宅配業界を30年、みてきていますから疑問に思うことがあります。

コロナで来店客数が減り、売上をカバーするために安直に出前・宅配をはじめるのであれば、来店客が戻ってきたら、デリバリーを止めるつもりであれば、
ゴーストレストラン止めた方がいいです。特に、店舗の厨房を使っている場合は。

いまは、コロナによる宅配バブルが起きています。
過去にも、宅配バブルで売れている時期がありました。

今の状況は、平成10年くらいに宅配バブルで売れていたころに似ています。

初期投資が少なくてすむため、宅配専門チェーンが雨後の筍のようにどんどん増えていきました。

ブームというのは、勢いがあります。「え?!こんな商品でも?」と思うような商品でも売れていたのです。

しかし、宅配バブルが弾けると、店舗数は減っていき、宅配チェーン本部もなくなりました。
コロナで膨らんだ宅配市場もいずれは落ち着いてきます。

 

宅配バブルがはじけた後に生き残ったのは、大手チェーンと地元で評判のお店だったのです。

宅配バブルに乗っかった、ぽっとでの宅配専門店は生き残れませんでした。

コロナによる宅配バブルが収まると、ゴーストレストランも同じような運命をたどる可能性が十二分にあります。

ピザカルフォルニアの創業者である牛久保洋次さんとお付き合いがあった平成17年くらいにおっしゃっていました。

今後宅配ピザに参入するのは無謀だ。既に大手3社で市場は独占されているから勝ち目はない」と。

宅配市場に限らず、どの業界でも大手3社もしくは4社と言われます。
車は、トヨタ、日産、本田
ビールは、キリン、アサヒ、サッポロ、サントリー

今は存在しませんが、ある宅配チェーン本部の創業者も
同一宅配エリアには同一業種は3店舗が限界でしょう。東京など市場規模が大きければ4店舗までです

そして「商売相手として最も怖いのは、他のチェーンではなく、地元で評判のいい店なんです」とも言っていました。

 

宅配バブルがはじけても宅配で生き残るには理由があります。

チェーンは資本力と圧倒的な知名度があります。

出前・宅配・デリバリーは、初期投資は少なくても、販促費やデリバリーコスト、宅配代行を使うのであれば35%以上か掛かる手数料などランニングコストは掛かります。

その気になれば資本力に任せて、中小を潰しに掛かることも出来ます。

地元で評判の店には、安心感や知名度、その店でなければ出せない味があります。
地元の店には、大手でもなかなか太刀打ちできません。

出前・宅配・デリバリーを始めるのであれば、収益の柱、キャッシュポイントとして、1つの事業として考えるべきです。

地元で評判の店であれば、ゴーストレストランではなく、自らの店の名前を使って、自店の魅力を伝えて出前・宅配・デリバリーをすることをおすすめします。

その結果、1店舗の出前・宅配だけで年商1億円、7千万円、5千万円を売り上げることが出来たのですから。

 

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